みなさんこんにちは。10月になって今年2回目の更新でございます。やっと秋らしい気候になってきましたね。今年のあの暑さはいくら夏が好きな身でもなかなか堪えるものでした。
そんな17日は私事ながら24回目の誕生日でした。新入社員の頃に誕生日の日に仕事してえらい目にあったのでそれ以来遅めの夏休みという形で休暇を取るようにしているのですが、今年はタイミングが良く通常の仕事休みと休暇が連続したので少しまとまった休みとなりました。そうなると家でまったり過ごすのも、都内をフラッと散策するのも勿体ない!!ですが人混みが苦手でなるべく静かな場所でのんびり過ごしたいタイプの人間なので何処へ行こうか悩んでいたところいくつか候補が上がり伊東へ決定。あとは当日の気分と体調に任せることに。
そして当日。少し寝不足気味だったので眠気はありつつも体調は良好。天気も快晴!準備は前日に済ませていたのであとは家を出るのみ!ということで11時ごろに出発し新宿から東京へと向かい新幹線で熱海を目指す。
はじめましてのN700S
こだま725号に乗車し熱海へ。東海道新幹線に乗る=名古屋へ行くという考えが染みついていたからか名古屋に行くのだと錯覚してしまいそうだったが熱海で降りるのだと言い聞かせて車窓を楽しむ。そしてあっという間に熱海に到着。伊東線に乗り換え伊東を目指す。
特急に乗るつもりでいたが新宿で新幹線の特急券を購入した際に一緒に購入できず熱海まで来てしまった。行程的には後発の普通列車でも問題は無いもののせっかくならと思いホームの券売機で特急券を購入。ただこの時点で乗車予定の踊り子号の接近放送が流れていたので本当にギリギリであった。
無事特急券を購入し踊り子号で伊東へ
山の中を駆け抜けるかのように緑の中を走り時より海も見え見応えのある車窓である。幼少期に下田までスーパービュー踊り子号に乗ったことがあったが微かにその当時の記憶が蘇ってきた。
青い空と海に木々の緑が映える
E257系に乗ったのは実に7年ぶり。踊り子号として運用されてからは初めてだ
南国感とノスタルジー漂う駅舎
時刻は13:45。とある場所まで向かうバスまで時間があるので駅周辺を散策。
伊東オレンジビーチから眺める景色 波の音が心地よい
ボーっと海を眺めているとあっという間に時間が過ぎてしまう。そろそろ駅前まで戻ってバスに乗ろう。
今回の目的でもあるかえるのピクルスラッピングのバスに乗車
車内もピクルスの装飾が施されており癒しの空間である。終点の小室山リフトまでは約30分。海沿いや山間部のようなアップダウンのある道を走ってと乗っていても面白い路線であった。時刻は15時前。麓の売店でリフトの往復券を購入し頂上を目指す。
リフトの乗車時間は約5分。一人乗りのリフトで一気に頂上へ向かう。以前高尾山のリフトに乗車したことがあったがそれよりも勾配がキツいような気がした。少しばかりスリルもあるが乗っていて気持ちが良い。特にこの時期は付近にある金木犀の香りに包まれ季節を匂いからも感じさせてくれる。
リフトを降りるとそこには絶景が待っている
大室山方面を望む 山並みが少し霞んでいるのが幻想的
眼下に広がる緑と町並み。タイミングよく黒船電車が通過。
絶景を思う存分堪能し再びリフトで麓まで戻る。16:05発の伊東駅行きのバスに乗車し再び駅の方へ向かう。
歩き疲れた足に足湯が効く
温度は少し高めで最初は熱さを感じていたが次第に慣れ身体全体がポカポカと温まってくる。涼しい風に吹かれて火照った体を冷ますのが最高に心地よい。10分ほどのんびりしたあと帰りの電車まで少し時間があるので駅前周辺を散策することに。
アーケード街には足湯ならぬ手湯が
駅前の土産物屋で海産物と菓子系のお土産を購入し17:45発の列車で小田原を目指す。乗車時間もそれなりに長いのでせっかくなのでグリーン券を購入。
久々に2階の席に乗車
伊東から小田原まで約50分の旅。日が沈み暗がりの中街灯りが浮かぶ景色を眺めながら小田原を目指す。
EXEαに初乗車
内装も明るい印象
19:11発のさがみ80号に乗車。この時間帯の上りのロマンスカーは人も少なくまるで貸し切り状態。段々と車窓が見慣れた景色になればいよいよこの旅も終わり。
久々の一人旅で鉄道旅となったが自由気ままに自分のペースで様々な場所を訪れることが出来るのはやっぱり楽しい。土地勘のない場所にフラッと立ち寄り散策する面白さを改めて感じられる旅となった。 さて今度は何処へ行こうかな?それでは。